理事長 二見 宣
8月9日は、大東亜戦争末期の昭和20年に、長崎に原爆が投下された日でもあり、ソ連軍が『日ソ中立条約』を破って、満州、北朝鮮、樺太・千島に侵攻を開始した日です。
それまでの日本の北方領域の生活は、天国のように豊かで平和な日々でしたが、この日を境に、ソ連軍が勝手気ままに略奪、殺人、レイプをし、在満州の軍人や青年・壮年男子をシベリアに抑留し、過酷な労働を強いて、シベリア開発に活用し、多くの方が亡くなられました。
私の父は、姫路の第10師団から徴兵で、終戦時、満州にいましたので、当然シベリア抑留されました。運よく生還しましたが、ノルマと寒冷地の労働生活は悲惨だったようです。
満州の生活が昭和20年8月に、「天国から地獄へ」と表現されますが、父も天国と地獄を体験していました。
ソ連軍もさることながら、満州ではシナ人(中国人)が、「日本人に物を売らない」との禁止令により、地獄に輪をかけました。
軍隊がいなくなると「なんでも有りの世界」になります。
将来、最悪の事態に備え、日本が「天国から地獄へ」にならないように、憲法を改正してはいかがでしょうか。