年号の改まる新しい年の始まり

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新しい年号の御世は、どのような世界になるのでしょうか。
 平成の30年間の御世は、天災・人災が多発しました。毎年のように台風などによる風水害があり、「記録的な大雨」とか、「年間降雨量に匹敵する」とかの形容詞の付く風水害(天災)がつづき、多くの方々の親族や友人が亡くなり、財産も喪失しました。

 特に、平成7年は、1月に「阪神・淡路大震災」(天災)が有りました。同年3月に「オウム真理教による地下鉄サリン事件」(人災)が発生し13人が亡くなられ、まだ約6300人の傷害者が苦しんでおられる。

 平成11年には政権交代を目的とした「民主党政権が誕生」(人災)し、空白の3年間といわれる無策の3年間が生じ、内政・外交ともに失墜した。この政権の間に「3.11東日本大震災」(天災)が発生し、かつ関連して「東電の福島第一原発事故」(人災)、口蹄疫流行(天災)が起きた。

 昨年は、「北海道全部がブラックアウトになる大地震」(天災)があった。
一方、自殺者。精神異常者や動機が不可解な他殺(人災)も増加している。また、韓国が反日活動(外憂)を活発化し、シナが軍事力を増強(外憂)した。

 危機管理上の分類(天災、戦災、人災)の中で、足音は近づいているが、「戦災」だけはなかったが、「外憂」が増大した御世であった。

 オリンピックや万博の招致、「オウム事件」で死刑判決を受けた全員に死刑執行など、新しい御世への準備が進んでいると感じます。

 新しい御世では、「自衛隊に疑義のない憲法改正」、「敵地攻撃できる戦力の育成・強化」、本誌題47号の表紙にある北方領土全部の返還が含まれた「日露平和条約の締結」の推進努力を希望します。

 日本安全保障・危機管理学会の活動は、今年も引き続き、空理・空論や犬の遠吠えは排し、大地に足を踏みしめ、日本人の安全、安心と繁栄に役立つ御世になるように一歩一歩と努力いたします。

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